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2005年12月19日

FASTER ON DVD

398684_6018.jpg9月10日から7週間、テアトル新宿にて劇場公開され、観客動員数トップ10にランキングしたMotoGPのドキュメンタリー映画「FASTER(ファスター)」のDVDが、ファンのリクエストに応える形で今月22日、ナウオンメディアからリリースされる。
 「スターウォーズ」シリーズに主演したハリウッド俳優ユアン・マクレガーのナレーションを日本語字幕で堪能できるだけでなく、 特別オールナイトで1度しか上映されず、MotoGPファンの間で話題を呼んだ、2003〜2004年度の特別版『FASTER&FASTER』も収録が決定。さらに通常版とアメリカ版オフィシャルTシャツ付き特別限定版も同時に発売される。
 2枚組DVDには、本編約103分に加え、「FASTER&FASTER」を含む特典映像約158分が収録されている。Tシャツ付き特別限定版は7770円、通常版は4830円。ファンは必見、間もなく発売です。

2005年11月30日

Repsol Honda Team for 2006

レプソル・ホンダ・チームは、2006年ロードレース世界選手権MotoGPクラスにニッキー・ヘイデン(アメリカ)とダニエル・ペドロサ(スペイン)の2名のライダーとともに参戦することを発表した。
 Hondaのワークスチームと共にMotoGP参戦4年目を迎える24歳のニッキー・ヘイデンは、今シーズンの第8戦アメリカGPで初優勝を挙げるなど好パフォーマンスをみせた。2006年シーズンは初のワールドチャンピオン獲得を狙う。
 ダニエル・ペドロサは、3年連続のワールドチャンピオン(2003年125ccクラス、2004-2005年250ccクラス)という輝かしい経歴を持つ20歳の若いライダーで、ワークスチームから最高峰クラスのMotoGPクラスに参戦することを心待ちにしている。

2005年11月13日

2005 MotoGP 最終戦 in Valencia, Spain

r_01_b.jpg2005年シーズンのMotoGP最終戦決勝レースは11月6日、スペイン・バレンシアサーキットで行われ、マルコ・メランドリ選手(Team Movistar Honda MotoGP)が、前戦トルコGPに続いて2連勝を達成。終盤戦で4戦連続の表彰台となるニッキー・ヘイデン選手(Repsol Honda)が2位を獲得した。
 予選2番手から好スタートを切ったメランドリ選手は、ホールショットを奪うと素晴らしいペースでラップを刻み、一度も首位を譲ることなく、30周のレースを制した。 2位のヘイデン選手も、予選3番手からスタートを切りメランドリ選手をピタリとマーク。30周にわたり、プレッシャーをかけ続けたが、わずかに届かず2位でフィニッシュ。
 3位にバレンティーノ・ロッシ選手(ヤマハ)、4位にカルロス・チェカ選手(ドゥカティ)、以下、5位アレックス・バロス選手(Camel Honda)、6位マックス・ビアッジ選手(Repsol Honda Team)がそれぞれ入賞した。
 日本人勢は、玉田誠選手(KONICA MINOLTA Honda)が9位、中野真矢選手(カワサキ)が11位フィニッシュ。
  ポールポジションからスタートしたセテ・ジベルナウ選手(Team Movistar Honda MotoGP)は、トラブルでリタイアに終わった。尚、レース後、ジベルナウ選手のドカッティへの移籍が発表された。
 今シーズンのファイナルリザルトはこちら。

2005年10月24日

2005 MotoGP 第16戦 in Istanbul, Turkey

392174_32529.jpgシリーズ第16戦トルコGPの決勝レースは23日、イスタンブール・パーク・サーキットで行われ、マルコ・メランドリ選手(テレフォニカ・モビスター・ホンダ)が最高峰クラス44戦目で初優勝を飾り、ポイントランク2位獲得にアドバンテージに得た。
 2番グリッドからホールショットを決めたメランドリ選手は、安定した速さでレースの主導権を握り、今シーズン12勝目を狙ったバレンティーノ・ロッシ選手(ゴロワーズ・ヤマハ)に1.513秒差をつけて、トップでチェッカーフラッグを受けた。
 ポイントランク2位を争うニッキー・ヘイデン選手(レプソル・ホンダ)は3位。3戦連続5度目の表彰台を獲得すれば、ポールポジションのセテ・ジベルナウ選手(テレフォニカ・モビスター・ホンダ)は、3ラップ目にトップに躍り出たが、5ラップ目にコースアウト。6位までポジションを落としたが、4位でフィニッシュ。カルロス・チェカ選手(ドゥカッティ)が続き、トニ・エリアス選手(フォルツナ・ヤマハ)が最終ラップにコーリン・エドワーズ選手(ゴロワーズ・ヤマハ)を抜き、自己最高位の6位を獲得した。
 7番グリッドからスタートの玉田誠選手(コニカミノルタ・ホンダ)は、ラスト3ラップにアレックス・バロス選手(キャメル・ホンダ)をパスし8位でゴール。中野真矢選手(カワサキ)は10位。
 最終戦となる次戦バレンシアGPは、11月6日に決勝レースが行われます。

2005年10月17日

2005 MotoGP 第15戦 in Philip Island, Australia

20051017-00000885-reu-spo-.jpgMotoGP第15戦オーストラリアGPは16日、当地のフィリップアイランドサーキットで決勝が行われ、すでに総合5連覇を決めているバレンティーノ・ロッシ選手(ゴロワーズ・ヤマハ)が、自身の最多記録に並ぶシーズン11勝目を飾った。
 2位には、予選サーキットレコードでPPを掴んだニッキー・ヘイデン選手(レプソル・ホンダ)、3位には、カルロス・チェカ選手(ドゥカッティ)が入った。日本人勢は、中野真矢選手(カワサキ)が7位、玉田誠選手(コニカミノルタ・ホンダ)が8位だった。
 今GP中、第12戦日本GP直前のトレーニング中に手首骨折のアクシデントに見舞われたトロイ・ベイリス選手(キャメル・ホンダ)のMotoGP引退&SB世界選手権への再エントリーが発表された。
 予選でハードクラッシュしたドゥカッティのロリス・カピロッシ選手は、精密検査の結果、右肺に血の凝固があることから、ダンデノン市内の病院に入院した。良好に回復しているとのことで、一両日中には退院予定だが、次戦トルコGPの欠場が発表された。
 第16戦トルコGPは今週末、イスタンブールサーキットにて行われます。

2005年10月04日

2005 MotoGP 第14戦 in Doha, Qatar

385384_46926.jpgシリーズ第14戦カタールGPの決勝は1日、ロサイルインターナショナルサーキットで行われ、前戦マレーシアGPでMotoGPクラス5連覇を達成したバレンティーノ・ロッシ選手(ゴロワーズ・ヤマハ)が、ヤマハのライダーとしては初のシーズン10勝目を挙げた。ロッシ選手は最終ラップまで、初優勝を狙うマルコ・メランドリ選手(テレフォニカ・モビスター・ホンダ)とテール・トゥ・ノーズのバトルを繰り広げ、昨年最後尾スタートから転倒リタイヤした中東の舞台で初勝利を飾った。
 3位には、中盤までトップグループにつけたニッキー・ヘイデン選手(レプソル・ホンダ)が入り、今季3度目の表彰台を獲得。コーリン・エドワーズ選手(ゴロワーズ・ヤマハ)は4位でゴール。序盤から主導権を握っていたセテ・ジベルナウ選手(テレフォニカ・モビスター・ホンダ)はラスト5ラップに、メランドリ選手に抜かれたトップの座を挽回しようとしてコースアウト、レースに復帰したが5位。
 7番グリッドからスタートした中野真矢選手(カワサキ)は、最後までカルロス・チェカ選手(ドゥカッティ)を追い上げ7位でフィニッシュ。玉田誠選手は、12位走行中のラスト5ラップに転倒リタイヤ。
 次の第15戦決勝は、10月16日、オーストラリアで行われます。

2005年09月27日

2005 MotoGP 第12戦 in Sepang, Malaysia

381641_2793.jpgシリーズ第12戦マレーシアGPの決勝は25日、セパンサーキットで行われ、ロリス・カピロッシ選手(ドゥカティ)が、前戦日本GPに引き続き、2戦連続のポールトゥウインを飾った。ポールポジションのカピロッシ選手は、オープニングラップからレースの主導権を握り、最高峰クラスで初の2連勝。同時にドゥカティとブリヂストンにも初の2連勝をもたらした。
 一方、7番グリッドからスタートしたバレンティーノ・ロッシ選手(ゴロワーズ・ヤマハ)は、2位でフィニッシュし、最高峰クラスで5年連続、通算7度目となるタイトルを獲得した。ポイントランク2位のマックス・ビアッジ選手(レプソル・ホンダ)の成績に関係なく、表彰台に登ればタイトルが決定する条件の中、カピロッシ選手を猛追。最後はカルロス・チェカ選手(ドゥカティ)のアタックを僅少0.07秒差で抑え、4戦を残して、ミック・ドゥーハンに並ぶ5連覇を達成した。
 3位のチェカ選手は、昨年5月のフランスGP以来となる今季初の表彰台を獲得。以下、ニッキー・ヘイデン、マルコ・メランドリ、マックス・ビアッジ、ケニー・ロバーツ、アレックス・バロス、ジョン・ホプキンス、コーリン・エドワーズがトップ10を果たした。日本GPで3位と見事な復活を果たした玉田誠選手(コニカミノルタ・ホンダ)は12位でフィニッシュ。
 今季最高位タイの4番グリッドから好スタートを切った中野真矢選手(カワサキ)は、3位走行中の2ラップ目にセテ・ジベルナウ選手(テレフォニカ・モビスター・ホンダ)と接触、2人共、転倒リタイヤとなった。
 次戦カタールGPは、10月1日、ドーハのロセイルサーキットにて行われます。

2005年09月19日

2005 MotoGP 第12戦 in Motegi, Japan

378599_99095.jpgシリーズ第12戦日本GPの決勝レースは18日、栃木県ツインリンクもてぎで行われ、ポールポジションのロリス・カピロッシ選手(ドカッティ)がマックス・ビアッジ選手(レプソル・ホンダ)とのイタリア勢同士のバトルを制し、今季初勝利を飾った。
 今季最高の4番グリッドからスタートした玉田誠選手(コニカミノルタ・ホンダ)は、1年ぶりに表彰台を獲得。駆けつけた6.8万人を湧かせた。今季序盤から不調が続き、ケガにも見舞われたにも関わらず、地元もてぎでしっかり表彰台を獲得する辺り、さすが玉やんだっ。
  MotoGP5連覇に王手をかけていたバレンティーノ・ロッシ選手(ゴロワース・ヤマハ)は、4位走行中の13周目に同じくヤマハのマルコ・メランドリ選手と接触し、昨年10月のカタールGP以来のリタイヤを喫し、タイトル獲得は次戦マレーシアGPまで持ち越しとなった。
 地元表彰台の期待がかかっていた中野真矢選手(カワサキ)は予選に引き続きエンジントラブルに見舞われ、9周目にリタイヤ。負傷のトロイ・ベイリス選手の代役を務めた8耐王者の宇川徹選手は、5周目にマシントラブルでリタイヤ。モリワキからワイルドカードで初参戦した松戸直樹選手は、オープニングラップでコースアウト、転倒、リタイヤ。セテ・ジベルナウ選手やアレックス・バロス選手といったベテランも転倒リタイヤという波乱のGPとなりました。
 次戦は今週末、マレーシアにて行われます。

2005年09月15日

2005 MotoGP 第12戦 日本GP 開催迫る

2005-motogp-japangp.jpgいよいよ明日16日からMotoGP第12戦日本GPがツインリンクもてぎにて開催されます。地元日本で活躍の期待される日本人ライダーの走りに注目。また、今シーズンダントツトップのロッシ選手の走りも必見。

namoco-motogp4.jpgそしてこちらは、MotoGP日本GP開催前日の本日15日に発売となったナムコのプレイステーション2用ソフト「MotoGP4」、税込7140円でっす。レースを観戦できない人はこちらで盛り上がるってのはどうでしょう?
 2年ぶりに進化したMotoGP4は、様々な点で飛躍的に進化しています。本物に勝るとも劣らない臨場感をぜひ体験してください。

2005年08月30日

2005 MotoGP 第11戦 in Brno, Czech Republic

374977_5083.jpgシリーズ第11戦チェコGPの決勝レースは28日、ブルノサーキットで行われ、ポイントリーダーのバレンティーノ・ロッシ選手(ゴロワーズ・ヤマハ)がポールポジションのセテ・ジベルナウ選手(モビスター・ホンダ)とのバトルを、史上初の5年連続シーズン8勝目を達成。次戦日本GPでの5年連続最高峰クラス連覇に向けて王手をかけました。
 今季初優勝を目指すPPのジベルナウ選手は、トップ奪回を狙った最終ラップにマシントラブルが発生し失速、そのままリタイヤとなってしまいました。残り2周でトップに立ったロッシは、ファクトリー部門優勝ランクの単独2位に浮上する通算140勝目をヤマハにもたらしました。
 金曜の初セッションから際立つパフォーマンスを披露してきたDUCATIのロリス・カピロッシ選手は、今季最高位の2位でフィニッシュ。マックス・ビアッジ選手(レプソル・ホンダ)は、10番グリッドからスペクタクロなポジション奪取を見せ、今季3度目の表彰台を獲得しました。
 コニカミノルタ・ホンダの玉田誠選手は10位、カワサキの中野真矢選手は12位でそれぞれフィニッシュ。また、ワイルドカードで今季初参戦したスズキの青木宣篤選手は16位でフィニッシュしました。
 チャンピオンシップは、ロッシ選手が261ポイントに到達、2位以下に130ポイント以上の差をつけ、次戦、日本GPでの5年連続最高峰クラス連覇に向け、標準を定めています。次戦となる日本GPの決勝は、9月18日、ツインリンクもてぎにて行われます。

2005年08月03日

2005 MotoGP 第10戦 in Sachsenring, Germany

369941_60026.jpgシリーズ第10戦ドイツGPの決勝レースは去る7月31日、8年連続開催のドイツ・ザクセンリンクで行われた。ポイントリーダーのバレンティーノ・ロッシ選手は、最終ラップにジベルナウ選手からトップを奪回し今季8勝目をあげた。ロッシ選手は、GP参戦通算150戦目となる今レースを、勝利数ランク3位のマイク?・ヘイルウッドに並ぶ通算76勝目で祝うと同時に、ヤマハにファクトリー部門のランク3位に浮上する最高峰クラス通算139勝目をもたらした。
 ポールポジションのニッキー・ヘイデン選手は、最後まで優勝争いを繰り広げ、ジベルナウ選手に次ぐ3位でフィニッシュ。初優勝したアメリカGP以来となる今季2度の表彰台を奪取。4位にはマックス・ビアッジ選手、5位にはアレックス・バロス選手がそれぞれ入賞した。以下、中野真矢、マルコ・メランドリ、コーリン・エドワーズ、ロリス・カピロッシ、玉田誠の順。
 チャンピオンシップはロッシ選手が236ポイントに到達。2位のマルコ・メランドリ選手に120ポイント差とアドバンテージを広げ、今季の優勝もほぼ確定!?
 次戦チェコGPは、サマーブレーク明けの8月28日に決勝が行われます。

2005年07月26日

2005 MotoGP 第9戦 in Donington Park, GB

366452_55252.jpgシリーズ第9戦イギリスGPの決勝レースは去る24日、雨が降るドニントンパークで行われ、バレンティーノ・ロッシ選手(ゴロワーズ・ヤマハ)が今季5度目となるポール・トゥ・ウインで、7勝目をあげた。
 スタート直前に中野真矢選手のマシンにトラブルが発生し、再度ウォームアップラップを実施したため、30ラップから29ラップに短縮されたレインレースは、10人が転倒リタイヤという非常にデリケートなコンディションの中、同GPで過去4勝を挙げているロッシ選手は、終盤に2ラップ連続の最速ラップを叩き出し、ケニー・ロバーツ選手(チームスズキ・MotoGP)とアレックス・バロス(キャメル・ホンダ)とのバトルを制した。
 ロバーツ選手は、最終ラップにバロス選手を抜き、200299月の第12戦リオGP以来となる表彰台を獲得。バロス選手は、通算250戦目を通算31度目の表彰台で飾った。
 一時は表彰台争いを演じていたコーリン・エドワーズ選手は4位。5位にはカルロス・チェカ選手、6位にはロリス・カピロッシ選手とドゥカティ勢が続いた。9番グリッドからスタートした玉田誠選手(コニカミノルタ・ホンダ)は、決してリスクを冒さない慎重な走りで2戦連続の7位でフィニッシュ。
 チャンピオンシップは、ロッシ選手が211ポイントに到達。ほぼ独走態勢となった。転倒リタイヤの中野選手は9位をキープ。玉田誠選手は、9ポイントを加算して12位に浮上。
 次戦ドイツGPの決勝は、今週末の31日、ザクセンリンクにて行われます。

2005年07月11日

2005 MotoGP 第8戦 in Laguna Seca, CA U.S.A.

362687_836.jpgシリーズ第8戦アメリカGPの決勝レースは10日、カルフォルニア州、マツダ・レースウェイ・ラグナセカで行われ、初のポールポジションを奪取した地元ライダーのニッキー・ヘイデン選手(レプソル・ホンダ)が初優勝を飾り、11年ぶりに開催されたアメリカGPに駆けつけた満員のスタンドを熱狂させた。
 MotoGP参戦38戦目にして、初のポールポジションからスタートした若干23歳のヘイデン選手は、終始独走でレースを支配、こちらも初となるMotoGP優勝を果たした。アメリカ人としては実に2000年10月のパシフィックGP以来となる4年ぶりの勝利。同GP期間中に歴代17人目のMotoGP殿堂入りを果たしたエディー・ローソン氏から優勝トロフィーを手渡された。
 2番手にはコーリン・エドワーズ選手、3番手バレンティーノ・ロッシ選手が入り、ヤマハ創立50周年記念の特別カラーリングで出場した2人が表彰台に並んだ。
以下、4位マックス・ビアッジ選手、5位セテ・ジベルナウ選手、6位トロイ・ベイリス選手、期待された玉田誠選手は7位、中野真矢選手は9位。
 チャンピオンシップでは、貴重な3位入賞と果たしたロッシ選手が16ポイントを加算し、通算186ポイントですでに独走状態。
 次の第9戦イギリスGPは、7月24日に決勝レースが行われます。

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2005年06月27日

2005 MotoGP 第7戦 in Assen, The Netherlands

360119_48771.jpg シリーズ第7戦の決勝レースは去る25日、今年で75周年を迎えたオランダ・アッセンサーキットで行われ、ポールポジションからスタートしたバレンティーノ・ロッシ選手は、最終ラップには最速ラップを叩き出し、今季4度目のポール・トゥ・ウイン。これで5戦連続となる6勝目を挙げた。
 2位にはテレフォニカ・ モビスター・ホンダのマルコ・メランドリ選手が、3位にはロッシ選手のチームメイト、コーリン・エドワーズ選手がそれぞれ入賞した。
 今季最高の4番グリッドからスタートした中野真矢選手は、8位でフィニッシュ。ブリヂストン勢で2戦連続3度目のトップとなった。
 すでにロッシ選手の優勝がほぼ決まってきましたが、次のアメリカGPは7月10に決勝レースが行われます。
359226_69294.jpg ワーナーブラザースとの間で、「バットマン・ビギンズ」のプロモーション活動を展開することで合意したコニカミノルタ・ホンダは、バットマン仕様のマシンを投入。バットマン仕様のツナギとヘルメットをまとった『バットマン』玉田誠選手は14位でチェッカーを受けた。
 今回、玉田選手が使用したバットマン仕様のツナギとヘルメットは、第9戦イギリスGPの開催前日に行われる予定のチャリティーオークションオークションに出展される予定。

2005年06月15日

2005 MotoGP 第6戦 in Catalunya, Spain

356190_2875.jpgシリーズ第6戦カタルーニャGPの決勝レースは11日、過去最高となる105,698人(3日間合計191,976人)の観衆が詰め掛けたカタルーニャ・サーキットで行われ、現王者バレンティーノ・ロッシが今季5勝目を飾り、5連覇に向けて大きく前進した。
 気温32度。路面温度36度のドライコンディションの下、3番グリッドからスタートしたポイントリーダーは、地元初優勝を目指すポールポジションのセテ・ジベルナウと、昨年のバトルを再現するような一騎打ちを展開。ラスト3ラップ目のストレートエンドでライバルを抜き去ったイタリア人ライダーは、最速ラップを叩き出すと、最後は1.094秒差でカタルーニャGP4勝目を達成した。
 3位争いは、マルコ・メランドリがアレックス・バロス、ニッキー・ヘイデンを僅少差で抑え、今季3度目の表彰台を奪取。マックス・ビアッジ、コーリン・エドワーズ、トロイ・ベイリスが続けば、12番グリッドの中野真矢は地元ルベン・チャウスの前となる9位でフィニッシュした。
 「つらかったです。スタートで数台抜け、トップが見える位置につけて、狙い通りでした。8番手をキープしようと思ったのですが、後半ペースが上がらず、最終ラップにベイリスに抜かれてしまいました」と、ブリヂスト勢トップの中野は振り返った。「僕自身はBSで一番。決勝に備えてやってきた成果がでたと思いますが、後半のペース落ちは予想外でした。」
 玉田誠は10番グリッドから上位グループで走行していたが、6周目に転倒。リタイヤを喫した。
 チャンピオンシップは、ロッシが25ポイントを加算して、通算145ポイントに到達。メランドリに58ポイント差、マックス・ビアッジに68ポイント差と引き離した。中野は40ポイントで9位。玉田は16ポイントのまま、15位に位置する。
 次戦オランダGPは、アッセンで今月25日に決勝レースを迎える。

2005年06月11日

MotoGP class down to 800cc in 2007

先週末行われたMotoGPイタリアGPにおいて、同グランプリを主催するFIMは、2007年シーズンより、MotoGPクラスの最大排気量を現行の990ccから800ccに減らすことを発表しました。今回の規則改正の本来の目的は、現行グランプリにおける最高速度の低下ですが、実際には、そう上手くいかないだろうというのが大方の予想のようです。少ない排気量で今と同じような出力を求めようとすると、必然的にピーキーなエンジンとなり、結果として、より高度な運転テクニックが要求されるとのことです。さらに今回の規則改正により、経済力や技術力の劣るコンストラクターの大手コンストラクターに対する競争力を上げる効果も期待されているようです。
 新型マシンが出てから旧型マシンのレプリカを出すほど間抜けでもないでしょうから、ホンダのV5エンジン搭載車は、どんなに遅くても来年中には発売されるんでしょうかね?それとも、このままお蔵入り?

2005年06月08日

2005 MotoGP 第5戦 in Mugello, Italy

352564_68249.jpgMotoGP第5戦イタリアGPの決勝レースは5日、イタリア・ムジェロサーキットで行われ、地元イタリア勢4人が壮絶ななバトルを展開しました。そしてここでも最初にチェッカーを受けたのは、ヤマハのバレンティーノ?・ロッシ選手でした。ロッシ選手は、これでムジェロ4連覇を達成。
ムジェロ通算4度目のポールポジションからスタートしたロッシ選手は、序盤こそライバルたちを引き離したが、中盤以降はホンダ勢のマルコ?・メランドリ選手やマックス?・ビアッジ選手とのバトルを展開。ラスト3ラップにようやくビアッジ選手からトップを奪回しました。
 2位には、午前中のウォームアップで転倒を喫したビアッジ選手。3位には、終盤メランドリ選手とのバトルを制したロリス・カピロッシ選手、地元ファクトリーのドカティにシーズン初の表彰台をもたらしました。
 右手骨折により3戦に欠場していた玉田誠選手は、コーリン・エドワーズ選手を僅少0.091秒差で抑え込み、復帰戦を8位で飾りました。1年前のアクシデントを払拭するように果敢にレースに挑んだカワサキの中野真矢選手は、10位でフィニッシュ。ドカティ勢と共に、ブリヂストンタイヤの開発が順調に進んでいることをアピール。
 チャンピオンシップは、すでに5戦中4勝のロッシ選手が120ポイントに到達、早くも独走態勢に入りました。よほどの事がない限り、今シーズンもロッシ選手の優勝となるでしょう。あっという間に面白くなくなっちゃいましたね。
 次に第6戦カタルーニャGPは今週末、スペインのバルセロナ近郊に位置するカタルーニャ?・サーキットで開催する予定です。

2005年05月17日

2005 MotoGP 第4戦 in Le Mans, France

348217_11828.jpg 2005年MotoGP第4戦フランスGP決勝レースは去る15日、フランス、ルマンサーキットにて行われ、ポールポジションのバレンティーノ・ロッシ選手(ゴロワース・ヤマハ)が今シーズン2勝目をあげました。
 ドライコンディションで行われた決勝レースでトップグリッドからのスタートしたロッシ選手は、スタートでミスを犯し、オープニングラップ6位。徐々にポジションを上げ、21周目にトップに踊り出すと、最終ラップには最速ラップを叩き出して、ルマン3連勝を狙ったセテ・ジベルナウ選手をかわしてチェッカーを受けました。3位には、ロッシ選手のチームメイト、コーリン・エドワーズ選手(ゴロワーズ・ヤマハ)が入賞しました。
 6番グリッドからスタートした中野真矢選手(カワサキ)は8位でフィニッシュ。玉田誠選手(コニカミノルタ・ホンダ)は、前戦に引き続き、大事をとって出場しませんでした。玉田選手の代役を務めたユルゲン・ファンデン・グールベルグ選手は14位。
 次の第6戦は、イタリア・ムジェロサーキットにて、6月5日に行われます。

2005年05月14日

MotoGP王者V・ロッシ選手、F1へ!?

20050513-00000994-reu-spo-view-000.jpg二輪の世界ロードレース選手権(WGP)ミラノ発ロイターによると、MotoGP昨年の王者バレンティーノ・ロッシ選手(イタリア、ヤマハ)が、2007年からF1に転向する意向にあることがわかりました。現在、ロッシ選手の所属するゴロワーズ・ヤマハのチーム代表がスポーツ紙に明らかにしました。
 ヤマハとの契約が今季末で切れるロッシ選手は、2006年までゴロワーズ・ヤマハとの契約を延長することにしたものの、2007年からはF1チームからのオファーがあれば、転向を検討するとしているそうです。

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2005年05月03日

2005 MotoGP 第3戦 in Shanghai, China

344427_41507.jpg チャンピオンシップ史上初開催となった中国GPの決勝レースは5月1日、昨年完成したばかりの上海インターナショナルサーキットで行われ、2004年王者のバレンティーノ・ロッシ選手(ゴロワーズ・ヤマハ)が独走で今シーズン2勝目をあげ、通算70勝目を飾りました。
 ハードウェットのコンディションの中、序盤からレースをコントロールしたロッシ選手は、集中力を失うことなく22周を単独で走り切りました。
 アレックス?・ホフマン選手の代役として登場した元250ccクラス王者のオリビエ・ジャック選手が、15番グリッドから最速ラップを連発してポジションアップ、廃パフォーマンスを披露し、MotoGPクラスでは自己最高位となる2位でチェッカーを受けました。
 3位には、MotoGPクラス3年目で著しい飛躍を遂げていマルコ・メランドリ選手が入り、初戦のスペインGPに次ぐ2度目の表彰台を獲得しました。
 注目されていた玉田誠選手は、前戦での負傷の影響で出場を見合わせました。通算100戦目の中野真矢選手(カワサキ)は、エンジントラブルの為、2周目リタイヤ。スポット参戦の宇川徹選手(モリワキレーシング)は15位で完走。
 次の第4戦決勝は5月15日、フランス・ルマンサーキットにて行われます。