2005 MotoGP 第3戦 in Shanghai, China
チャンピオンシップ史上初開催となった中国GPの決勝レースは5月1日、昨年完成したばかりの上海インターナショナルサーキットで行われ、2004年王者のバレンティーノ・ロッシ選手(ゴロワーズ・ヤマハ)が独走で今シーズン2勝目をあげ、通算70勝目を飾りました。
ハードウェットのコンディションの中、序盤からレースをコントロールしたロッシ選手は、集中力を失うことなく22周を単独で走り切りました。
アレックス?・ホフマン選手の代役として登場した元250ccクラス王者のオリビエ・ジャック選手が、15番グリッドから最速ラップを連発してポジションアップ、廃パフォーマンスを披露し、MotoGPクラスでは自己最高位となる2位でチェッカーを受けました。
3位には、MotoGPクラス3年目で著しい飛躍を遂げていマルコ・メランドリ選手が入り、初戦のスペインGPに次ぐ2度目の表彰台を獲得しました。
注目されていた玉田誠選手は、前戦での負傷の影響で出場を見合わせました。通算100戦目の中野真矢選手(カワサキ)は、エンジントラブルの為、2周目リタイヤ。スポット参戦の宇川徹選手(モリワキレーシング)は15位で完走。
次の第4戦決勝は5月15日、フランス・ルマンサーキットにて行われます。