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2005 MotoGP 第6戦 in Catalunya, Spain

356190_2875.jpgシリーズ第6戦カタルーニャGPの決勝レースは11日、過去最高となる105,698人(3日間合計191,976人)の観衆が詰め掛けたカタルーニャ・サーキットで行われ、現王者バレンティーノ・ロッシが今季5勝目を飾り、5連覇に向けて大きく前進した。
 気温32度。路面温度36度のドライコンディションの下、3番グリッドからスタートしたポイントリーダーは、地元初優勝を目指すポールポジションのセテ・ジベルナウと、昨年のバトルを再現するような一騎打ちを展開。ラスト3ラップ目のストレートエンドでライバルを抜き去ったイタリア人ライダーは、最速ラップを叩き出すと、最後は1.094秒差でカタルーニャGP4勝目を達成した。
 3位争いは、マルコ・メランドリがアレックス・バロス、ニッキー・ヘイデンを僅少差で抑え、今季3度目の表彰台を奪取。マックス・ビアッジ、コーリン・エドワーズ、トロイ・ベイリスが続けば、12番グリッドの中野真矢は地元ルベン・チャウスの前となる9位でフィニッシュした。
 「つらかったです。スタートで数台抜け、トップが見える位置につけて、狙い通りでした。8番手をキープしようと思ったのですが、後半ペースが上がらず、最終ラップにベイリスに抜かれてしまいました」と、ブリヂスト勢トップの中野は振り返った。「僕自身はBSで一番。決勝に備えてやってきた成果がでたと思いますが、後半のペース落ちは予想外でした。」
 玉田誠は10番グリッドから上位グループで走行していたが、6周目に転倒。リタイヤを喫した。
 チャンピオンシップは、ロッシが25ポイントを加算して、通算145ポイントに到達。メランドリに58ポイント差、マックス・ビアッジに68ポイント差と引き離した。中野は40ポイントで9位。玉田は16ポイントのまま、15位に位置する。
 次戦オランダGPは、アッセンで今月25日に決勝レースを迎える。

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