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「初日の出暴走」対策「着色球発射機」

近年は減少傾向にある、いわゆる「初日の出暴走」だが、再び暴走行為が増加しないようにと、2005年も警視庁による取り締まり訓練が行われた。
 暴走車両を止めるため、過去には網を放つ銃やタイヤをパンクさせる鋲(びょう)などが導入されたが、2005年にはさらに画期的な新兵器がお目見えした。今回開発されたのは「着色球発射機」で、オレンジ色のボールを連続して発射することができる。この発射機は、簡単には色を落とすことができない蛍光塗料が含まれたカラーボールを15メートルほど飛ばすことができる。1秒間に最高3発も発射することができ、逃げ回る暴走族にも威力を発揮すると期待されている。
 警視庁では12月30日から2006年1月3日にかけて、およそ2,700人態勢で「初日の出暴走」の取り締まりを行う予定となっている。