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ホンダ 新型 ASIMO

asimo.jpgホンダの福井威夫社長は13日、新型ASIMO(アシモ)を発表し、「10年くらいで何とか家庭用のロボットにならないかと研究所に指示している」と述べた。開発のひとつの方向性として、留守番などの警備や家事手伝いができる家庭用ロボットを提示した。新型ASIMOは身体能力が飛躍的に向上、今後は人間に近い知的判断ができるよう、主として「自律性の機能を高める」段階に入るという。ASIMOの開発目標は、人の生活空間で人と共存できるレベル。福井社長は「我々の目標は高い。あくまでも人間に近づくことだ」と強調した。
 さらにホンダの発表によると、新型ASIMOは従来に比べ、人と手をつかいで一緒に歩く等、人に合わせて行動する機能を強化すると共に、ワゴンを使った運搬機能も追加。さらにこれらの機能を総合的に実行する統合制御システムを開発したことにより、受付案内や、デリバリーサービス等を自動で行う事ができるようになった。また、走行能力を飛躍的に向上させて、時速6kmの走りや旋回走行なども可能になった。