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カワサキ、二輪車生産を集約

川崎重工業はこのほど、二輪車の米国生産を取りやめた。先進国向けの大・中型車の生産は国内に集約した。米国では大型二輪車の販売が好調だが、趣味性の高い大型車では1車種ごとの生産台数が限られるため、日米で分散して生産するより、一本化した方が効率的と判断した。米国では販売が急拡大している多用途四輪車や四輪バギーの生産を増強する。ただし、二輪車ラインはそのまま残し、需要動向次第で再開できる体制とする。
 川崎重工業では明石工場(兵庫県明石市)で大・中型二輪車を生産し、日欧米の先進国向けに供給している。この明石工場に加えて、1975年に米・ネブラスカ州リンカーン工場で二輪車の現地生産を開始し、北米市場向けの大型車を中心に生産してきた。しかし、モデルチェンジなどを機に徐々に明石工場に生産を集約。長距離走行用の1000cc車「ZG1000A」を最後に2輪車生産を止めた。

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