MotoGP 2006 第8戦 in Assen, The Netherlands
シリーズ第8戦のアッセンGPの決勝レースは24日、オランダ・アッセンサーキットにて行われ、ニッキー・ヘイデン選手(レプソル・ホンダ)が今季初優勝を飾り、ホンダに最高峰クラス通算200勝目をもたらした。
4番グリッドからスタートしたヘイデン選手は終盤、同じアメリカ出身のライダー、コーリン・エドワード選手(キャメル・ヤマハ)とスリリングなバトルを展開。ゴールライン手前のシケインで2台ともコースアウト、エドワード選手は転倒&13位フィニッシュ。ヘイデン選手が、昨シーズン第8戦アメリカGP以来となる17戦ぶり、通算2勝目を飾った。
2番グリッドからスタートしたカワサキの中野真矢選手は、最高峰クラス自己最高となる2位でフィニッシュ。同時にカワサキにドライコンディションでのベストリザルトをもたらした。
3位には、ケーシー・ストーナー選手(ホンダLCR)を0.030秒差で抑えたダニ・ペドロサ選手(レプソル・ホンダ)が、今季4度目となる表彰台を獲得した。
初日のセッションで転倒、骨折したバレンティーノ・ロッシ選手(キャメル・ヤマハ)は、18番グリッドからスタートし、8位でフィニッシュ。13番グリッドスタートの玉田誠選手(コニカミノルタ・ホンダ)は11位でフィニッシュした。
チャンピオンシップは、ニッキー・ヘイデン選手が25ポイントを獲得し首位をキープ。ペドロサ選手が42ポイント差で2位に浮上し、ホンダの1-2体勢が整った。
次戦イギリスGPは7月2日、イギリス・ドニントンパークにて行われる。