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HONDA RIDING TRAINER

c060130b.jpgホンダは、「安全」に対する効果的な教育を目的とした、二輪車安全運転教育用「ライディングトレーナー」を、ホンダ二輪車正規取扱店、及び法人向けに2月上旬より発売する。
 ライディングトレーナーは、ライダーの危険予知・予測能力の向上に役立つ二輪車安全運転教育機器のさらなる普及を目的に開発。既に教習所などで利用されている「ライディングシミュレーター」で培われた技術を採用しながら、低価格化と軽量化を実現。二輪販売店店頭などで気軽に利用でき、運転診断機能による診断結果をアドバイスするなど効果的な安全運転教育を可能とする、二輪車安全運転教育機器である。
 本体は、総重量約29kg、全長1,575mm、全幅568mm、全高923mmと、軽量かつコンパクトな設計。ハンドル操作部、ギアチェンジやブレーキ操作を行うペダル操作部、座席(シート)、映像用モニター設置ボード、フレームなどで構成されている。付属の専用ソフトウェアをインストールした購入者所有のパソコン本体と、本体に装備されているUSBケーブルを接続し、ソフトウェアを起動することにより、ライディングトレーナーの運転操作に応じた走行映像がモニターに映し出され、二輪車疑似走行体験を可能としている。
 専用ソフトウェアは、初心者操作練習(ギアチェンジ練習モード、市街地練習走行モード)2コース、危険予測走行(市街地走行モード、ツーリング走行モード)15コースの、全17コースを設定。マニュアル、オートマチックのいずれかの変速操作を選択できるなど、初心者から経験者まで、使用者の経験に合わせた選択を可能としている。また、音声、及び表示は日本語を含む9ヶ国語に対応している。
 海外では、2005年11月より欧州でHonda二輪販売店などに発売。欧州全域で約1,000台の販売を計画している。今後はアジアをはじめとする世界各国への普及を図り、企業活動の重要課題である「安全」に対する取り組みの充実を目指す。