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死亡事故@Dakar2006

CNN200601100011.jpg1月9日、ダカールラリー(通称パリダカ)の第9ステージ(ヌアクショット〜キッファ間)が行われた。
 パリダカ公式ウェブサイトによると、主催者は現地時間午前11時31分、二輪部門に出場していたアンディ・カルデコット選手(オーストラリア、KTM=41)の転倒事故を250km地点で確認し、医療チームをヘリコプターで派遣した。午前11時55分、医療チームが現場に到着した時、カルデコット選手は既に死亡していた。
 パリダカ責任者のラビーニュ大会総監督は、速度制限を導入するなどして安全対策を強化したものの、死亡事故が発生したことに遺憾の意を表明した。同総監督によると、カルデコット選手は、スピードを出しやすい区間を制限速度内で走行していたが、事故で首を負傷し死亡したという。パリダカ28年の歴史上、23人目の死亡者となった。
 カルデコット選手は砂漠走行を得意とし、オーストラリアサファリを4度制した経験を持つベテランライダー。今回のパリダカは3度目の出場となる今回のパリダカは、負傷したスペイン人チームメートに代わって開幕直前に出場が決定。7日に行われた第8ステージ終了後、総合10位につけていた。この事故への哀悼の意をこめ、翌10日に行われる予定だった第10ステージは中止となった。
 [ご冥福を心よりお祈りいたします。]