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MotoGP 2006 最終戦 in Valencia, Spain

502405_92659.jpgシリーズ最終戦バレンシアGPの決勝レースは29日、バレンシアのリカルド・トルモサーキットで行われ、ニッキー・ヘイデン選手(レプソル・ホンダ)が逆転で初のタイトルを獲得。990cc時代最後のレースで新チャンピオンが誕生した。
 タイトル獲得へ向け、8ポイント差の逆転を狙い、5番グリッドからスタートしたヘイデン選手は、好スタートでトップグループ内をキープ。この時点でポイントリーダーのバレンティーノ・ロッシ選手(キャメル・ヤマハ)が5周目に転倒し後退すると、ヘイデン選手は、高い集中力で安定したラップを重ね、3位でフィニッシュ。地元アメリカGP以来となる、今シーズン10度目の表彰台上で、歓喜のタイトル獲得を祝った。
 優勝は、セテ・ジベルナウ選手の負傷代役を務めたトロイ・ベイリス選手。2位にはチームメイトのロリス・カピロッシが入り、ドカティ&ブリヂストンが初の1-2フィニッシュを決めた。
 ルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いたダニ・ペドロサ選手(レプソル・ホンダ)は、4位で地元GPを締めくくった。
 4番グリッドからスタートした中野真矢選手(カワサキ)は7位でフィニッシュ。15番グリッドからスタートした玉田誠選手(コニカミノルタ・ホンダ)は12位でフィニッシュした。
 チャンピオンシップは前述の通り、最終戦の逆転劇を果たしたニッキー・ヘイデン選手が252ポイントでトップ。2位のバレンティーノ・ロッシ選手は、わずか5ポイント差の2位。最終戦2位のロリス・カピロッシ選手(ドカティ)が、マルコ・メランドリ選手に1ポイント差をつけて総合3位を獲得した。日本勢は、玉田選手が12位、中野選手が14位だった。
 最後までチャンピオンシップがもつれ込んだ今シーズン、楽しませて頂きました。また、来年は大幅に選手の移動があるばかりでなく、マシンも800ccへスケールダウン、より激しいレース展開を期待したいと思います。

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