ホンダ、ベトナムとブラジルで二輪車増産
ホンダは東南アジアと南米で排気量100-150ccクラスの二輪車を増産する。2007年にベトナムでの年産能力を3割増やすほか、インドネシアでも増産を検討。ブラジルでは2年内に能力を3割増強する。同社は二輪車で世界シェアの約3割を握る最大手。国内市場は縮小中だが、需要が拡大する新興国で積極投資し最大手の地位を固める。
ベトナムではハノイ近郊にあるビン・フック省の工場の生産能力を年間76万台から、人員増強や勤務体系の変更などで年内に85万台に増やす。来年には30億円前後を投資して設備を拡張し100万台体制を敷く。