MotoGP 2006 第12戦 in Brno, Czech Republic
シリーズ第12戦チェコGPの決勝レースは20日(現地時間)、チェコのブルノで行われ、ロリス・カピロッシ(ドカティ・マルボロ)が独走で今季2勝目をあげた。
カピロッシ選手は、2番グリッドからスタートし、ポールショットを決めると3周連続で最速ラップをマーク。序盤からハイペースでライバル達を引き離し、最終的に2位に4.902秒差をつけ、MotoGPクラス通算6勝目をあげた。
ポールポジションからスタートしたバレンティーノ・ロッシ選手(キャメル・ヤマハ)は終盤、ルーキーのダニ・ベドロサ選手(レプソル・ホンダ)と壮絶なバトルを繰り広げ、2位でフィニッシュ。
チャンピオンシップのポイントリーダーであるニッキー・ヘイデン選手(レプソル・ホンダ)は、最終ラップに中野真矢選手に抜かれ9位でフィニッシュも、確実にポイントを獲得し、首位をキープ。チームメイトのダニ・ペドロサ選手が21ポイント差の2位、ロッシ選手が38ポイント差の3位。以下、40ポイント差のメランドリ選手、50ポイント差のカピロッシ選手と続き、目が離せない状況が続いている。
コニカミノルタ・ホンダの玉田誠選手は、15番グリッドでスタートし、13位だった。
第13戦マレーシアGPは9月10日、マレーシア・セパンサーキットで決勝レースが行われる。