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ホンダジェット事業化

117495-1.jpgホンダは7月25日(現地時間)、米ウィスコンシン州オシュコシュ市にて開催されている「Air Venture 2006」に自社開発の小型ビジネスジェット機『ホンダジェット』を出品した。今後同機を量産し航空機市場に新規参入するため、米国に飛行機事業を行う新会社を設立し、2006年秋頃から量産型の『ホンダジェット』の受注を開始する。
 今後3〜4年で、量産機の認定を取得し、米国で量産を開始、2010年中に第一号機の引渡しを目指す。また、小型ビジネスジェットの顧客ニーズに高いレベルで応える販売網とサービス網を構築するため、米国の飛行機メーカー、パイパー・エアクラフト社と業務提携する。
 ホンダは、先進的な技術により、6−7人乗りの同クラスの従来型機体に比べ、燃費とキャビンの広さを格段に向上させたビジネスジェットを開発、2003年12月3日に初飛行を行った。以来、プロトタイプは既に累計240時間以上の試験飛行を行い、最高高度4万3000フィート(約1万3000m)、最高速度412ノット(約763km/h)を記録している。
 ホンダで航空事業担当の土志田諭専務は「ホンダは40年以上にわたって空への夢を持ち続けてきた。3次元のモビリティである航空機業界への参入は大きな喜びであり、お客様の利便性を追求した効率の良い移動手段の提供によって人々の生活をより豊かにしていくというホンダ製品の本質を、空でも実現していく。またパイパー社との協力によって、小型ジェットのお客様に新しい価値をお届けすることが出来ると確信している」とコメントしている。

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