ヤマハ二輪絶好調
ヤマハ発動機が8月1日に発表した2006年6月連結中間決算は、売上高が8129億円(前年同期比20.1%増)、当期利益が442億円(同20.2%増)と、共に過去最高だった。売り上げの約6割を占める二輪車の販売が好調で、円安効果もあった。
二輪車の販売台数は同20.3%増の216万5000台。国内販売は前年並みだったが、インドネシアやタイなど東南アジアや欧州で増えた。一方、無人ヘリコプターを扱うスカイ事業は不正輸出事件で輸出を自粛しており、売上高は同10%減の22億円だった。
2006年12月期の業績予想は、連結売上高を1兆5200億円(当初予想比4.8%増)に、当期利益も760億円(同16.9%増)にそれぞれ上方修正した。