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二輪メーカー4社合同記者会見

日本自動車工業会二輪車特別委員会(委員長・長谷川至ヤマハ発動機会長)は、去る7月5日、二輪メーカー4社合同で世界の生産現状と国内の取り組みを伝える記者会見を開いた。
 4社合同の調査によると、昨年の世界のオートバイ生産台数は3897万台と、03年に3000万台を超えて以来、拡大を続けている。その9割がアジア地域で生産されており、中でも中国がダントツの生産台数をあげていることを明らかにした。アジアでの上位は、中国(1700万台)、インド(760万台)、インドネシア(511万台)など。日本は179万台と04年より、わずかではあるが上昇した。
 また、アジア、北米、欧州、中南米ともに、販売面でも好調が続く。生産と同じく、アジア地域、とくにインド、インドネシアを筆頭にした伸長が著しい。ただし、国内販売台数は約74万台に留まっている。04年と比較し6000台ほど上乗せしたものの、減少傾向に歯止めがかかったとはいえない。
 好材料としては、50ccの原付バイクは減少しているものの、そのほかの上位排気量車で増加していることだ。とくに51cc−125ccクラス以上の原付2種と呼ばれる車種で04年比6000台増やした。道交法でいう原付バイクの二段階右折や最高速度30km/hなどの規制を、ユーザーが嫌気した選択とも受け止められる。

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