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改正駐車場法成立

自動二輪車の駐車場整備促進を市町村などに義務づける改正駐車場法が27日成立し、年内にも施行される見通しとなった。歩道などへの違法駐車が問題になっているが、運転者のマナーだけでなく、二輪駐車場が少ないこともネックになっており、四輪車から約50年遅れで駐車場確保が本格化する。
 1957年施行の駐車場法は四輪車が対象で、自動二輪は除外されていた。一方、自転車と原付バイクは、自転車法で駐輪場整備が義務づけられており、自動二輪だけが対象から抜け落ちていた。
 こうした事情もあって自動二輪の駐車場は圧倒的に不足。東京都内では約70万台の登録に対し、専用の時間制駐車場は約1600台分しかない。自動二輪や原付きは道交法の対象で、禁止場所に止めれば駐車違反で罰せられる。「違反せずに止めたいが、止める場所がない」のがライダーの長年の悩みだった。
 改正により、市町村は自動二輪の駐車需要に応じ、必要な区域について駐車場整備計画を策定し、設置を進める責任を負う。また、大規模な商業施設やオフィスビルなどを新築・増改築する場合は、条例で事業者に二輪駐車場設置を義務づけることが可能になる。

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