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バイク駐車場、法改正に期待

スクーター人気などでオートバイの保有台数が急増するなか、オートバイ用の駐車場は極端に少なく、都市部を中心に違法な路上駐車に拍車をかけている。自動車やミニバイク、自転車は、法で市町村に駐車場整備が義務づけられているが、オートバイには規定がないのが駐車場不足の要因とされている。
 オートバイ製造、販売業者らでつくる日本二輪車協会によると、大阪市中心部は、500m四方のオートバイの路上駐車台数が1日平均299台と全国最多。しかし、市内に公営のオートバイ駐車場はゼロで、民間駐車場が6ヶ所(数十台分)あるだけ。
 このため国は、オートバイの駐車場整備を義務づける駐車場法の改正案を今国会に提出。年内に施行される見通しになり、業界団体などからは「路上駐車解消の特効薬に」と期待の声が上がっている。