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第4回ポンポン大集合 in 天竜

t2.jpg「本田宗一郎さん夢をありがとう 第四回ポンポン大集合in天竜」が4月2日、静岡県浜松市二俣町の天竜壬生ホールで開かれ、バイクファンらが詰めかけてイベントを楽しんだ。
 同市名誉市民でホンダを創業した故本田宗一郎さんの顕彰活動を行う市民グループ「ポンポンCLUB」の主催。今年は本田さんの生誕100年にあたり、記念祭を計画している同グループが事前イベントとして開催した。
 会場では、復元されたホンダ初のモーターバイク「モデルC」(1949年製)や1954年にホンダが初めて参戦した海外国際レースでの「ホンダR125」、中国人研修生らも参加して復元した中国製原動付き自転車「軽騎15型」など、貴重で珍しいバイクの数々が展示された。
 また、ホンダ初の専属ライダー大村美樹雄氏(73)をゲストに迎えたトークショーが行われ、ポンポンCLUBの活動も写真などで紹介した。大村氏は1949年に当時の本田技研に入社。ホンダ初の専属ライダーとしてサンパウロレースをはじめ国内外のレースに出場した。演題は「おやじさんとサンパウロ国際ロードレース奮闘記」。本田さんの人柄やレースのエピソードなどを語って来場者の興味を集めた。
 ポンポンとは遠州弁でオートバイのこと。ポンポンCLUBの宮地武夫代表は「生誕100年の記念祭に向けて機運を高め、本田さんのモノづくりの精神を広めていきたい」と意欲を示した。