ホンダ上半期決算報告&TOB
ホンダは、2005年9月中間期の単独決算は、売上高が前年同期比8.9%増の1兆8038億円、営業利益が同83.5%増の1212億円の増収増益となった。このため、中間配当を前年同期よりも12円増配して40円とする。
同社の単独決算は、四輪車事業、汎用事業が好調で大幅な増収増益を達成した。経常利益は同88.1%増の1572億円、当期純利益が同239.3%増の1735億円と2倍以上となった。
1株当たりの純利益は前期の54円52銭から187円92銭と大幅に増えた。このため、同社は中間配当を前期の28円から12円増の40円に増配する。期末配当も40円を予想しており、年間配当は80円となって、前期よりも15円増となる見通し。
また、10月27日に行われた取締役会で、470万株を上限に自己株式を取得することを決議したと発表した。自己株式を取得するのは、資本効率の向上が狙い。
自己株式を取得する期間は11月2日から2006年1月16日まで。同社の発行済み株式総数の0.51%に当たる470万株を上限に、上限260億円で取得する。