AT二輪免許、3カ月で5759人
今年6月に導入されたAT自動二輪免許の合格者が、8月末までの3カ月で5759人に上ったことが、警察庁のまとめで分かった。期間中のマニュアル車を含む二輪免許合格者は10万2399人で、前年同期に比べ9696人増。警察庁は「中高年を中心に高まっているバイク人気を背景に、複雑なクラッチ操作のいらないAT免許導入で取得者が増えた」と分析している。
自動二輪免許には▽大型(400cc超)▽普通(125cc超400cc以下)▽小型限定普通(125cc以下)の3種類がある。このうち、普通免許は前年同期に比べ5307人増の7万2441人で、AT限定は4258人。AT人気が合格者増につながった形だ。年齢別では、全合格者の約9%の40歳以上がAT免許合格者だけでみると約25%、男女別では約13%の女性が約28%を占めている。