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“バイクタウン”路上陳列を一掃

050617_2.jpg東京・JR上野駅近くの昭和通り沿いの“バイクタウン”で、歩道や車道上に売り物のオートバイがずらりと陳列され、通行の妨げになっているとして、警視庁上野、下谷両署が一掃に乗り出した。
 バイクタウンでは、昭和通り両脇の全長約一キロにわたりオートバイの中古品や部品販売の四十数店舗が軒を連ねる。上野駅にほど近く、戦後、地方から上京した販売業者相手に卸問屋が集まったのがはしりという。
 やがて、歩道と車道上にオートバイを陳列する店舗が増加。住民から「通行の邪魔だ。子どもにも危険」との苦情が出始めた。「バイクタウン連合会」は二年ほど前から毎月二回、自主パトロールを展開してきたが、監視が行き届かないと再び陳列する店舗もあり“いたちごっこ”が続く。
 両署は今月四日、指導に応じない四店舗に警告して誓約書を取り、十六日にも国土交通省や台東区と再指導した。
 厳しい取り締まりに、ある業者は「平日の客が減ってしまった。路上陳列は、長年続く慣習のようになっているのに、街の雰囲気が消えうせてしまう」と困惑顔だった。

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