ホンダ2009年二輪モータースポーツ参戦体制発表
ホンダが、2009年の二輪モータースポーツ参戦体制を発表した。
2009年はホンダにとってWGP参戦50周年を迎えるとともに、WGPの最高峰であるMotoGP(モトGP)クラスでのチャンピオン奪還に向け、先進技術を投入し、ライダー、コンストラクター、チームタイトル3冠の奪還を目指し、サテライトチームを含む計6人のライダーで参戦する。マシンは、先進技術を投入して進化させた「RC212V」を6台投入する。
ワークスチームの「レプソル・ホンダ・チーム」は、MotoGPクラス参戦4年目となるダニ・ペドロサと、新たにワークスチームに加入したアンドレア・ドヴィツィオーゾの2人体制で戦う。サテライトチームから250ccクラスからステップアップした高橋裕紀が参戦する。MotoGPクラス唯一の日本人となる。
トライアルでは、FIMトライアル世界選手権シリーズには、戦闘力の高い4ストロークエンジンを搭載した「Montesa COTA 4RT」を2台投入する。2007年から2年連続チャンピオンを獲得したトニー・ボウと同選手権で唯一の日本人ライダーとして活躍する藤波貴久の2人体制でライダータイトルの3連覇とコンストラクターズタイトルの4連覇を狙う。
一方、先日話題となった鈴鹿8時間耐久レースには、ワークスとしては出場せず、ワークスマシンと同等の戦闘力を持つマシン2台をプライベート2チームへ貸与するサポート活動を予定している。やはり、噂は本当だったようだ。その他のレース参戦体制並びに詳細はこちら。
また、国内二輪レース活動の活性化と、モータースポーツファンの拡大を目指し、(株)ホンダ・レーシングや(株)本田技術研究所 二輪開発センターの技術スタッフと協力しながら、Hondaのマシンでレースに出場するチームやライダーを支援していくと共に、より幅広い層の人達がモータースポーツに親しめるよう普及活動を展開すると発表した。詳細はこちら。