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2009年01月29日

ホンダ2009年二輪モータースポーツ参戦体制発表

ホンダが、2009年の二輪モータースポーツ参戦体制を発表した。

 2009年はホンダにとってWGP参戦50周年を迎えるとともに、WGPの最高峰であるMotoGP(モトGP)クラスでのチャンピオン奪還に向け、先進技術を投入し、ライダー、コンストラクター、チームタイトル3冠の奪還を目指し、サテライトチームを含む計6人のライダーで参戦する。マシンは、先進技術を投入して進化させた「RC212V」を6台投入する。
 ワークスチームの「レプソル・ホンダ・チーム」は、MotoGPクラス参戦4年目となるダニ・ペドロサと、新たにワークスチームに加入したアンドレア・ドヴィツィオーゾの2人体制で戦う。サテライトチームから250ccクラスからステップアップした高橋裕紀が参戦する。MotoGPクラス唯一の日本人となる。
 
トライアルでは、FIMトライアル世界選手権シリーズには、戦闘力の高い4ストロークエンジンを搭載した「Montesa COTA 4RT」を2台投入する。2007年から2年連続チャンピオンを獲得したトニー・ボウと同選手権で唯一の日本人ライダーとして活躍する藤波貴久の2人体制でライダータイトルの3連覇とコンストラクターズタイトルの4連覇を狙う。
 
一方、先日話題となった鈴鹿8時間耐久レースには、ワークスとしては出場せず、ワークスマシンと同等の戦闘力を持つマシン2台をプライベート2チームへ貸与するサポート活動を予定している。やはり、噂は本当だったようだ。その他のレース参戦体制並びに詳細はこちら

また、国内二輪レース活動の活性化と、モータースポーツファンの拡大を目指し、(株)ホンダ・レーシングや(株)本田技術研究所 二輪開発センターの技術スタッフと協力しながら、Hondaのマシンでレースに出場するチームやライダーを支援していくと共に、より幅広い層の人達がモータースポーツに親しめるよう普及活動を展開すると発表した。詳細はこちら

2009年01月26日

お粗末な62歳

佐賀県警は20日、佐賀県佐賀市内の長崎自動車道・佐賀大和インターチェンジ(IC)で、料金所のETCレーンを大型バイクで突破したとして、福岡県福岡市内に在住する62歳の男を道路整備特別措置法違反容疑で書類送検した。容疑を大筋で認めているという。

佐賀県警・高速隊によると、書類送検された男は2008年10月19日の午後4時10分ごろ、佐賀市大和町久池井付近にある長崎自動車道・佐賀大和ICで、ETC車載器の設置されていない大型バイクで料金所のETCレーンを突破。通行料金2100円の支払いを不正に免れた疑いがもたれている。

バイクはバーの間をすり抜けるようにして通過。その様子はゲートに設置されたビデオカメラが撮影していた。高速道路会社から不正通行の連絡を受けた同隊では映像を分析。車種を特定し、車当たり捜査と販売業者への聞き込みを実施。九州内の同型車をすべて調べ上げ、最終的に福岡の男が不正通行を行ったと断定。任意で事情を聞いていたが、容疑を大筋で認めたことから書類送検に踏み切った。

調べに対して男は「前方から撮影しているのは知っていたが、クルマと違って前にナンバープレートの無いバイクは撮影されても特定が難しいと思った」などと供述しているようだ。

2009年01月24日

ホンダ「8耐」撤退

ホンダが世界景気の悪化に伴う新車販売の低迷を受け、今年から世界最高峰の二輪車レース「モトGP」を除くすべての二輪車レースから撤退・縮小する方向で調整に入ったことが22日、分かった。国内最大規模を誇る「鈴鹿8時間耐久レース(8耐)」も含まれる。すでに開発・運営費の負担を理由に自動車レースの最高峰「F1世界選手権」からの撤退を発表しており、新たに二輪レースの大幅縮小を決めたことで、国内外の二輪メーカーにも大きな影響を与えそうだ。週明けにも発表する。(産経新聞)

2009年01月22日

モンキー、フルモデルチェンジ

monkey_2090119a.jpgHondaは、50ccの人気レジャーモデル「モンキー」を、フルモデルチェンジし環境性能と走行性能を向上させ、2月6日(金)に発売する。また、メッキパーツやチェック柄シートなどの特別装備を施した「モンキー・リミテッド」を1月30日(金)に受注期間限定で発売する。

それにしても息の長いモデルですね。最初の発売は1967年との事なので、実に40年以上にわたり、販売され続けているわけです。今回のモデルは、PGM-FIやキャタライザーを装着し、環境に配慮したものに仕上がっているそうです。外観に関しては30年ぶりとなるモデルチェンジだそうです。タンクのイメージもかなり変わりましたね。車両の詳細はこちらをどうぞ。

僅か4年で廃盤となってしまったVRXと比べると10倍以上のロングセラーを続けるモンキー、ちょっと羨ましいですね。でも、もしもVRXが40年とはいかなくても、10年くらいのロングセラーモデルだたり、CBのように今も生きるホンダの伝統みたいなバイクだったら、今ほど、魅力的ではなかったかもしれませんね。短命だった絶版車だったからこそ、わかる人にはわかる隠れた名車(迷車?)なのかもしれません。

2009年01月17日

イラスト入りナンバープレート

licenseplacecherry.jpgサクランボ生産量日本一の山形県東根市が2月から、サクランボのイラスト入りナンバープレートを原付きバイクなどに交付する。原付きは2粒、それ以外は3粒で、カラーイラスト入りは全国初。
 静岡県御殿場市が富士山の形にしたことなどを知り、08年10月から検討。東根市はこれまでも山形新幹線に「さくらんぼ東根駅」を設置してもらうなど、市を挙げてサクランボのPRに取り組んできた。
 製作費は従来の1枚100円から300円へと上がるが、毎年新たに約300台へ交付するため「PR効果はそれ以上」と胸算用。ただし、既存のプレートは耕運機が半数以上という。

最近、観光地名をナンバープレートにいれる、いわゆるご「当地ナンバー」が時々、話題になっていると思ったら、こんなナンバープレートまで出来るようです。しかもバイク等用というところがイキですね。
 アメリカでは、州によって複数のデザインがあり、選択することができるばかりでなく、使用する文字も数字だけでなくアルファベットも可能で、しかもオリジナルも作れるんです。もちろん、字数制限はありますが、「VRX」なんてナンバープレートも可能だったりします。
 これらのオリジナルプレートは、一般的なナンバープレートに比べ割高ではありますが、その費用の一部は、州行政や寄付等に使われることが多く、なかなか良いアイデアだと思います。
 日本も真似しろとまでは言いませんが、道路特定財源云々で議論するより、このような新しいアイデアを持って国民にアピールするほうが、受けると思うんですけどねぇ。

2009年01月15日

第6回YAMAHA ASEANカップレース

210207.jpgヤマハ発動機は、来る17 - 18日の2日間、バンコクレーシングサーキットで「第6回YAMAHA ASEANカップレース」を開催する。
 YAMAHA ASEANカップレースは、4ストローク・スポーティモペットによるワンメークレースで今回が6回目。参加各国で定められる予選対象レースを勝ち上がったライダーによって「ASEANチャンピオン」を決定する国際大会となる。
 2003年の第1回インドネシア大会は、インドネシア、マレーシア、タイの3か国で、2004年の第2回マレーシア大会からはシンガポールとフィリピンが加わって5か国でチャンピオンシップを競った。6回目となる今大会からインドが初参加し、ホスト国・タイを始め、インドネシア、マレーシア、フィリピンの計5か国・総勢46人のライダーが、エキスパート/ノービスの2クラスに分かれて戦う。
 ASEAN地域では、モーターサイクルスポーツへの関心の高まり、アクティブな志向とライフスタイルを持つ若者たちが増加している。同社では、スポーティでスタイリッシュなYAMAHAブランドイメージの強化やASEAN地域におけるモーターサイクルスポーツの普及・振興を目的に、YAMAHA ASEANカップレースを開催する。
 大会は、タイの同社現地法人タイ・ヤマハ・モーターがホスト国として大会運営を担当する。競技車両は、従来同様エキスパートクラスに4ストローク上級モペットの『T135』を、ノービスクラスに参加各国で人気の高い4ストロークモデル『T110』を使用する。

2009年01月09日

世界最大のオートバイ

biggestmc.jpgドイツ南部シュツットガルトの見本市に登場した巨大オートバイ。高さ約3・4メートル、全長6・2メートルで、「世界最大」という。

カワサキ、MotoGP撤退報道

川崎重工業は7日、オートバイの世界選手権で二輪ロードレース世界選手権の最高峰クラス「MotoGP」への参加を休止する方向で検討していることを明らかにした。早ければ2009年のレースから出場を見送る。すでに関係先と調整に入っているとの報道も。

MotoGPは長年、「カワサキブランド」の認知度向上と技術水準を高める原動力となってきたが、世界的な景気後退で欧米を中心に二輪車市場が低迷しており、費用対効果が低下。経費削減のため、同社にとっての“聖域”にメスを入れることになった。

MotoGPには、国内二輪車メーカー4社すべてが参戦していたが、これでその一角が崩れることになる。F1におけるホンダの撤退、WRCにおけるスバルとスズキの撤退に続き、ついに世界的不況の波は、二輪ロードレースにまで押し寄せてきた。

2009年01月08日

Dakar 2009

昨年、安全性の問題から中止となってしまったダカールラリーが、その舞台をアフリカから南米に移し、1月3日、アルゼンチンをスタートした。南米大陸上陸を果たしたダカールラリーは、アルゼンチンとチリを周回するコースで18日まで行われる。
 注目の二輪部門だが、残念ながら今回は、日本人勢のエントリーはなかった模様。250台を超える二輪部門のエントリーのほとんどは、KTM車である。
 また元GP選手の青木琢磨氏による四輪部門参戦も注目されていたが、昨日リタイヤした模様。

尚、今年のダカールラリーは、最新レース映像をYouTubeにて公開している。(英語)

http://jp.youtube.com/watch?v=miTTliVkDeQ

ダカールラリー2009オフィシャルサイト(日本語版)

http://www.paridaka-info.com/index_DAKus.html#